わたしについて
わたしはここ数年、生きていることに違和感を感じ続けています。
そして、ほぼ毎日きっかけもなく泣きます。
泣いているのを見た家族は、「どうした、ふられたか」と聞いてきます。
いいえ、全く。そんな特別な理由なんてないんです。
裕福ではなく、でも貧しくはないふつうの家庭で育ったし、愛情もそこそこ注がれてきました。環境が悪いわけではないんです。
でもとにかく息苦しい。全部やめてしまいたい。つらい。吐きそう。
だけどわたしはわたしの知っている世界がすべてではないと知っています。
新しい世界に出会って、視界の霧が少しずつ晴れていく感じ、少しずつ呼吸をしやすくなっていくあの感じを知ってしまったのです。
だからこうして現在、まだ生きてるんだと思います。それが幸か不幸かはわからないけれど。
これからも生き続けていくなら、そのための出会いを探し続けなければならないですね。
ぜひわたしには、その努力だけはしてほしいと思っています。